■ ID
| 1292 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 紀伊半島沖南海トラフ底の熱流量分布と沈み込むプレートの温度構造
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■ 著者
| 山野誠
東京大学 濱元栄起
埼玉県環境科学国際センター 後藤秀作
(独)産業技術総合研究所
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■ 出版元
| (社)日本地震学会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地震学会2010年度秋季大会、平成22年10月27日 |
■ 抄録・要旨
| プレート沈み込み境界の地下温度構造を支配する重要な要素の一つに、沈み込む海洋プレートの温度構造がある。東海沖から四国沖にかけての南海トラフに沿っては、沈み込むフィリピン海プレート(四国海盆)の年齢が約15〜30m.y.の範囲で変化しており、それに応じて前弧域の温度構造も変化すると考えられる。しかしこの海域で沈み込むプレートの温度構造は単に年齢だけでは決まらないようである。特に四国沖東部・室戸沖ではトラフ底での観測値の平均が約200mW/m2と堆積の影響を考慮すると海底年齢に対応する値の2倍以上にも達している。一方紀伊半島東南方・熊野沖における観測値は、ほぼ海底年齢に応じた値である。この違いが何によるものかを調べるため、この海域で熱流量測定を実施した。
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